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修練内容

■ 少年部(子供)

(土)  18:30~21:00

(水)  19:30~21:00

少年部は原則小学生が対象です(未就学児童は要相談)。

​年齢・レベルに応じた幅広いバリエーションで楽しく体力を向上させる練習を目指しています。

​また、礼儀正しい子を育てる教育も心がけています。

準備運動(15分)

子供達は18時前から道場に来て遊びながら体を動かしていますが集団行動の一環として全体で関節や筋、筋肉をほぐす形で柔軟運動等を組み入れています。特に成長期のお子さんが怪我をしないよう入念にストレッチします。

基本練習(20分)

少林寺拳法の基本的な突き、蹴り、体のさばき方、受け身から形、2人で組んでの技の掛け合い等を反復して行います。

休憩  (5分)

本来、体を休める時間なのですが、子供達は逆に元気いっぱい、友達と遊び回ります。体を動かすゲーム等自分達で考えて遊んでいます。とても楽しそうです。

鎮魂行 (10分)

健康な体と健全な精神とのバランスを作り上げるため、全員で行います。全員で経典を静かに唱え、背筋を伸ばして息を整えます。自分自身に唱え聞かせることで静かに精神の修行を行います。

資格別練習(35分)

見習い(白帯)から1級(茶帯)までレベルに応じた練習を個別に行います。クラス別に技の難易度が上がり、技の数も増えることから覚えることの難しさと同時にできる技の数も増えてくるので、楽しく行えます。大会前には演武の特訓がされます。​

作務  (5分)

少林寺拳法の道場は単に護身術だけを修練するのではなく、自分自身を磨き鍛える道の場です。修練の終わりには拳士全員で感謝の気持ちを込めて必ず道場の掃除を行います。

・法話

​金綱禅の教義等も教えています。

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■ 一般(大人)

(土)  18:30~21:00

(水)  19:30~21:00

​一般部は中学生からとなり、基礎体力のついた体をさらに鍛えることを目的に技術を磨く練習を目指しています。

年齢層も広いことからレベルに応じて無理のない組立てにしています。

また、女性や年齢層の高い方には別メニューで健康を意識した運動を心がけています。

・ミット打ち(15分)

​パンチングミットを使いながら突き、蹴りを各3分間連続して行います。持久力を養うと同時に正確で威力のある突きや蹴りができるようにトレーニングします。

・基本練習 (15分)

基本的な動作と技法、形を反復して行います。また胴を着けての練習や自由攻防の乱取り等を行い、より実践的な練習をして護身技術の体得をします。

・資格別練習(40分)

見習いから有段者(黒帯)まで幅広いレベルに応じた練習でより技術的な要素を取り入れています。技のコツを体得し、応用が効くような実践的なトレーニングをします。

・作務  (10分)

全員で合掌礼を行ったあと、練習道具とマットを整理整頓し片付け、清掃を行って、一日の修練を終えます。

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■ 道場での心得6つ

①脚下照顧(きゃっかしょうこ)・・自分自身をかえりみる

例えば道場の扉を開けて靴を脱ぐという何気ない日常の動きの一つ一つが実は大切な修行なのです。

②合掌礼(がっしょうれい)・・互いに人としての尊厳を認める

人と人との交わりは、礼に始まり、礼に終わります。正しくきちんと心から挨拶することが、自然に姿勢も正しく、心も正しくなるのです。

③作務(さむ)・・日常生活に必要な作業を軽視しない

修練後の掃除は誰もが初心にかえって、自分の心の掃除をする気持ちで取り組みます。

④服装・・清潔な身だしなみ

修行にはふさわしい生活な服装を心がけます。清潔な道衣は着ている人はもちろん、見ている人も気持ちいいものです。

⑤態度・・学ぶ気持ちを形にする

先生の話や説明を聞くときも腕組みではなく、結手構えで、座り方、立ち方なども定められた形、動作で機敏に動きます。

⑥言葉・・それは話す人の人格である

​言葉は相手に自分の気持ちを伝えるだけでなく、あなた自身を表します。正しい言葉、ていねいな言葉、相手に敬意を持った言葉が大事です。

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■ 昇級・昇段について

少林寺拳法における資格は、武階と法階に分かれており、「級」と「段」というのは武階の資格となります。

入門した拳士は、「見習い」という資格から始め、一定の修行実績をつみ、昇級試験を受けることで「級拳士」に昇級、その後は8級~1級まで進み、1級到達後に昇段試験を受け「初段」となり、黒帯となります。

法階とは、初段以上の拳士に与えられる資格で、准拳士から始まり大範士までの8段階あります。

いずれも基本的には、普段の稽古で練習している技術を中心に「学科」と「実技」の試験を受けて昇級・昇段するので、他武道のように試合を行い、勝ち抜きをすることで昇級・昇段するシステムではありません。

(受験資格)

試験を受けるための受験資格は

  1. 修行期間

  2. 参座日数

の2つが一定の基準を満たしてないと与えられません。

修行期間や参座日数というのはあくまでも「最低限必要な条件」であって、それと同時に技術の習熟度合いや、普段の道場での立ち振る舞い、基本作法など、少林寺拳法の拳士としてふさわしい身のこなしが出来ているかどうかを道院長が判断した上で、受験しても良いかどうかの許可を出します。

■ 大会について

日頃の修練の成果を発表する場として各種大会があります。

少林寺拳法では主に地区レベル(市町村)、県、全国、世界大会と少年少女錬成大会、高校、大学学生大会等で構成されています。船橋宮本道院では下記の大会に参加実績があります。

・船橋市市民大会(毎年4月下旬)

・千葉県大会(毎年6月頃)

・少年少女錬成大会(毎年8月上旬)

・全国大会(毎年9月頃)

大会前には修練内容を大会向けた特別練習に切り替えて対応しています。

 

*希望者は一般財団法人少林寺拳法連盟やその加盟団体が主催する大会に参加できます。但し別途会費が必要となります

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